キュアジェット(CureJet)|ニキビ跡・毛穴治療

HA

針を使わない治療

ニキビ跡の凹み・毛穴・小じわに

ニキビが治ったあとに残るクレーター状の凹みや、毛穴の開き、小じわが気になる方へ。キュアジェットは、注射針を使わず、ジェット噴射によって薬剤を皮膚へ届ける治療です。広い範囲に施術する「トーニングモード」と、気になる凹みに部分的に施術する「コンタクトモード」を使い分け、ニキビ跡の凹みや毛穴、小じわを目立ちにくくすることを目指します。

あらかわ皮膚科 キュアジェット ― ニキビ跡や毛穴に、ジェットの力で薬剤を届ける。キュアジェット本体の写真

このページの主な内容

どんなお悩みが対象になる?

凹んだニキビ跡、毛穴の開きや肌の凹凸、小じわ、ハリ不足、凹んだ傷跡などが主な対象です。同じお悩みでも、原因や凹みの深さは一人ひとり異なります。症状の程度によっては、複数回の施術や、ほかの治療との組み合わせが必要になることがあります。

ニキビ跡(クレーター)

なだらかな凹み(ローリング型)、底が平らな凹み(ボックス型)、入口が小さく奥へ深い凹み(アイスピック型)のいずれも対象です。凹みの形や深さによっては、ほかの治療と組み合わせることがあります。

毛穴の開き・肌の凹凸

小鼻や頬の毛穴の開き、肌のざらつきやでこぼこが対象です。

小じわ・ハリ不足

乾燥したときに目立つ細かいシワや、肌のハリ・弾力の低下が対象です。メイクのりの悪さが気になる方もご相談いただけます。

凹んだ傷跡

盛り上がった傷跡ではなく、凹んで残った傷跡が対象です。手術やけが、水ぼうそうなどの跡で、皮膚が凹んで残っているものが該当します。

キュアジェットはどんな治療?

キュアジェットは、ハンドピースから薬剤を高速で噴射し、その圧力を利用して皮膚へ届ける治療です。注射針は使いませんが、施術中には痛みを感じることがあります。また、施術モードや部位によっては、点状の出血が生じることがあります。

毛穴の開きや小じわなど、広い範囲を施術する場合は、ハンドピースを皮膚から少し離して噴射する「トーニングモード」を用います。クレーター状のニキビ跡や、凹んだ傷跡などを部分的に施術する場合は、ハンドピースを皮膚に当てて噴射する「コンタクトモード」を用います。

キュアジェット(CUREjet)の専用ハンドピースと薬剤の噴射イメージ
ハンドピースの先端から薬剤を噴射します。白く見える部分は噴射のイメージです。

お悩みに合わせた2つの施術方法

トーニングモードは肌全体の質感を整え、コンタクトモードは気になる凹みを部分的に施術します。症状やご希望に応じて、どちらか一方を行う場合と、同じ日に両方を組み合わせる場合があります。

キュアジェット(CUREjet)のトーニングモードとコンタクトモードの模式図
左:トーニングモード/右:コンタクトモード

※仕組みを分かりやすく示した模式図です。薬剤の実際の広がり方や深さを表すものではありません。

トーニングモード

看護師施術

肌全体の質感を整える方法
ハンドピースを皮膚から少し離し、施術範囲全体にまんべんなく薬剤を届けます。「ディスタンスモード」とも呼ばれます。

  • 主な対象:毛穴の開き、肌の凹凸、小じわ、ハリ不足
  • 担当:医師の診察・指示のもと、看護師が施術
  • 主な反応:痛み、赤み、腫れ、ヒリつきなど

コンタクトモード

医師施術

気になる凹みを部分的に施術する方法
ハンドピースを皮膚に当てるか、皮膚のごく近くから、凹んだ部分に薬剤を噴射します。凹みを目立ちにくくすることを目的としますが、薬剤の届き方や治療効果には個人差があります。

  • 主な対象:凹んだニキビ跡、凹んだ傷跡
  • 担当:医師が施術
  • 主な反応:痛み、点状の出血、内出血、腫れなど

キュアジェットは、凹みを皮膚の内側へ引っ張っていると考えられる組織を、針やカニューレで切り離す「サブシジョン」とは異なる治療です。凹みの形や深さによっては、別の治療が適することがあります。

治療の目的と、知っておきたい限界

治療の目的

  • ニキビ跡や傷跡の凹みを目立ちにくくすることを目的とします
  • 毛穴、小じわ、肌の凹凸やハリ不足を目立ちにくくすることを目的とします
  • 肌全体の質感と部分的な凹みで、施術方法を使い分けられます

知っておきたい限界

  • 凹みや傷跡が完全に消えることを保証する治療ではありません
  • 通常は複数回の施術を行い、少しずつ経過を確認します
  • 凹みの形や深さによっては、別の治療や複数の治療を組み合わせる方法が適することがあります
  • 効果の現れ方と副作用の出方には個人差があります

診察で確認すること

診察では、お悩みの部位、凹みの形や深さ、肌の状態、これまでに受けた治療、既往、服用中の薬などを確認します。施術後の赤みや内出血をどの程度避けたいか、通院回数や費用についてのご希望も伺ったうえで、適した治療の選択肢をご説明します。

ニキビ跡では、凹みの形も確認します

凹んだニキビ跡は、主に次の3つの型に分けられます。ただし、実際には複数の型が混在していることが多く、必ずしも一つの型だけに当てはまるとは限りません。凹みは光の当たり方で影ができるため、メイクで色を整えても、凹凸そのものは隠しにくいことがあります。

ローリング型の断面図 境界がなだらかで、広く浅く見える凹みを示した模式図です 表皮 真皮 皮下組織
ローリング型境界がなだらかで、皮膚が波打つように見える比較的広い凹み
ボックス型の断面図 縁が比較的はっきりし、底が平らに見える凹みを示した模式図です 表皮 真皮 皮下組織
ボックス型輪郭が比較的はっきりし、底が平らに見える凹み
アイスピック型の断面図 入口が小さく、奥へ深く続くように見える凹みを示した模式図です 表皮 真皮 皮下組織
アイスピック型入口が小さく、奥へ深く続くように見える凹み

※形状の特徴を分かりやすく示した模式図です。実際の深さ、皮膚の下の引きつれの程度、治療効果を示すものではありません。また、3つの型は重症度を表す段階ではなく、複数の型が混在することもあります。

ほかの治療を優先・併用する場合があります

キュアジェットは、ローリング型・ボックス型・アイスピック型のいずれの凹みも対象になります。ただし、凹みの状態によっては、ほかの治療を先に行ったり、複数の治療を組み合わせたりするほうが適していることがあります。

  • ローリング型で、皮膚の下の引きつれが強い場合
    ローリング型は、皮膚の下にある組織に引っ張られることで凹みが生じていると考えられています。引きつれが強い場合は、皮膚の下の引きつれに対するサブシジョン治療やトライフィルプロを先に行ったり、組み合わせたりすることがあります。
  • アイスピック型で、入口が小さく深い凹みが目立つ場合
    TCAクロスやフラクショナルCO2レーザーを先に行ったうえで、キュアジェットを組み合わせる進め方をご提案することがあります。
  • 凹みよりも赤みや茶色い跡が目立つ場合
    凹みの治療より先に、赤みや色素沈着に対する治療を行うことがあります。
  • 炎症の強いニキビがある場合
    まずは、ニキビそのものの治療を行い、炎症が落ち着いてから、凹みの治療を検討します。

どの治療が適しているかは、診察で凹みの状態を確認したうえでご説明します。これらの一部は国内未承認です。詳しくは各治療のページをご覧ください。

使用する薬剤

治療の目的、施術部位、使用するモード、肌の状態によって、適した薬剤は異なります。診察では、各薬剤の成分、期待できる効果と限界、主な副作用、国内未承認であること、費用をご説明します。

ジュベルックボリューム(Juvelook Volume)

ポリ乳酸(PDLLA)と非架橋ヒアルロン酸を含む国内未承認の薬剤です。当院では、肌全体の質感に対するトーニングモードと、凹みへ部分的に施術するコンタクトモードの両方で使用することがあります。

ゴウリ(GOURI)

ポリカプロラクトン(PCL)を主成分とする国内未承認の薬剤です。当院では、肌全体の質感に対するトーニングモードで使用することがあります。

ボツラックス(BOTULAX)

A型ボツリヌス毒素製剤です。当院ではトーニングモードを用い、顔全体の皮膚に噴射します。汗や皮脂によるべたつき、毛穴の目立ち、細かいシワを治療対象とする場合の選択肢の一つです。表情筋に注射する一般的なボツリヌス毒素治療とは、届ける深さも目的も異なります。国内未承認の薬剤です。

薬剤ごとの未承認である旨、入手経路、国内承認品の有無、諸外国における承認・安全性情報、副作用被害救済制度の対象外であることは、未承認医療機器・未承認薬剤についてに記載しています。

診察から施術後までの流れ

診察・ご説明

肌の状態、これまでに受けた治療、既往、服用中の薬を確認します。適した施術方法と薬剤をご提案し、期待できる効果と限界、主な副作用、回数の目安、費用をご説明します。

洗顔・麻酔

メイクや日焼け止めを落とします。施術方法や部位に応じて、麻酔クリームを使用します。

施術

肌の状態を確認しながら施術します。施術時間は10〜30分程度です。

施術後の確認

赤みや出血などを確認し、ご自宅での洗顔、メイク、保湿、紫外線対策をご案内します。

時間・回数・通院間隔の目安

施術時間10〜30分程度
診察・洗顔・麻酔の時間は含みません
治療期間・回数ジュベルックボリューム/ゴウリ:4週間前後の間隔で3〜5回、治療期間は約2〜4か月が目安です。症状により回数が増えることがあります。
ボツラックス:1回ごとに間隔をあけて行います。効果は約3〜4か月が目安で、維持をご希望の場合は3〜4か月ごと(1年に2〜4回)に繰り返します。
麻酔必要に応じて麻酔クリームを使用
洗顔・メイク施術当日は施術部位への洗顔料・メイク・日焼け止めを控えてください。メイクは翌日から可能です

※治療回数と間隔は、症状、治療の目的、使用するモードや薬剤、施術後の皮膚反応によって異なります。経過によっては、施術の追加や方法の変更、別の治療への切り替えをご提案する場合があります。ボツラックスの再施術時期は、施術後の経過を確認して個別にご案内します。

キュアジェットの料金

公的医療保険が適用されない自由診療です。表示価格はすべて税込で、費用は全額自己負担となります。

コンタクトモード(医師施術)

ジュベルックボリューム(Juvelook Volume):ポリ乳酸(PDLLA)+非架橋ヒアルロン酸
施術範囲1回料金(税込)面積・か所数の目安
小範囲33,000円3×3cm相当の範囲まで、または点在するニキビ跡・傷跡10か所まで
中範囲44,000円3×3cm相当の範囲2か所分まで、または点在するニキビ跡・傷跡20か所まで
広範囲55,000円3×3cm相当の範囲3か所分まで、または点在するニキビ跡・傷跡30か所まで

※凹みがまとまっている場合は面積を、離れて点在している場合はか所数を目安にします。施術範囲は診察で確認し、施術前に料金をご案内します。

トーニングモード(看護師施術)

ジュベルックボリューム(Juvelook Volume):ポリ乳酸(PDLLA)+非架橋ヒアルロン酸
部位1回料金(税込)
33,000円
両頬内側39,800円
両頬内側+鼻44,800円
全顔49,800円
ゴウリ(GOURI):ポリカプロラクトン(PCL)
部位1回料金(税込)
39,800円
両頬内側44,800円
両頬内側+鼻49,800円
全顔55,000円
ボツラックス(BOTULAX):A型ボツリヌス毒素製剤
部位1回料金(税込)
全顔(50単位)49,800円

※ボツラックスを使用するトーニングモードは、全顔のみです。

コンタクトモードとトーニングモードの同日併用

同日併用時のコンタクトモード料金(税込)
施術範囲トーニングモード料金への追加額(税込)
小範囲+22,000円
中範囲+33,000円
広範囲+44,000円

※同日併用はジュベルックボリュームを使用する場合に限ります。上記の額をトーニングモードの料金に加算します。ボツラックスは対象外です。

診察料・麻酔

自費初診料1,100円
自費再診料550円
塗り麻酔(希望時)2,200円

施術後の経過と、自宅での注意

施術後は、赤みや点状の出血などが一時的に目立つことがあります。大切なご予定がある場合は、日程に余裕をもって施術日をお決めください。以下は一般的な目安であり、症状の強さや続く期間には個人差があります。

施術後にみられる反応

痛み、赤み、腫れ、ほてり、ヒリつき、点状の出血、内出血、むくみ、かさつき、小さなかさぶた、かゆみなどが生じることがあります。

注意が必要な副作用

施術に関わるもの

  • 感染
  • 炎症が長引くこと
  • 炎症後色素沈着(炎症後に残る茶色い跡)
  • 肝斑が新たに出る、または濃くなる

使用する薬剤に関わるもの

  • 使用薬剤や麻酔薬によるアレルギー反応
  • ジュベルックボリューム・ゴウリ使用時の、注入部位のしこり・結節(ごくまれに、施術から数週間〜数か月後に現れることがあります)
  • ボツラックス使用時の顔の動かしにくさ、表情の左右差、眉やまぶたの下がり、口元の動かしにくさ、ドライアイなど
  • ボツラックス使用時の、ヒトまたは動物由来の成分による未知の感染症(リスクを完全には否定できません)

施術後の経過の目安

赤み・ほてり・ヒリつき当日〜数日トーニングモードでは当日〜翌日、コンタクトモードでは数日〜1週間ほど残ることがあります。
腫れ数時間〜2日噴射直後の盛り上がりは、半日ほどで平らになります。
点状の出血当日〜1週間当日に見られ、1週間ほどで消えます。
内出血1〜2週間コンタクトモードで出やすい症状です。青紫から黄色に変わりながら薄くなります。
小さなかさぶた・ざらつき2〜3日目に出て、1週間前後で自然にはがれます消えるまで1〜2週間かかることがあります。無理にはがさないでください。

施術後のお願い

洗顔・メイクはいつから
施術当日は、施術部位への洗顔料・メイク・日焼け止めの使用を控えてください。洗う場合は、こすらずにぬるま湯でやさしく流してください。メイクは翌日から可能です。点状の出血やじゅくじゅくした液(滲出液)がなく、赤み・腫れ・ヒリつきが落ち着いていれば、低刺激の製品から再開できます。

紫外線対策
当日は日傘や帽子などで紫外線を避けてください。日焼け止めの使用再開後は、SPF30以上の製品で紫外線対策を行ってください。

当日避けること
当日は、長時間の入浴、サウナ、激しい運動、飲酒など、血行を促す行動は控えてください。

スキンケア
こすったり、かさぶたを無理にはがしたりせず、医師の指示に従って保湿してください。

刺激の強い製品
刺激の強い製品(ピーリング剤、ハイドロキノン、トレチノイン、レチノール、高濃度ビタミンC美容液など)は、少なくとも1週間、かつ症状が治まるまで避けてください。

施術前にお知らせいただきたいこと

施術に伴うトラブルを防ぐため、次の項目に当てはまる場合は、診察時に必ずお知らせください。肌の状態や既往によっては、施術を見合わせることがあります。

キュアジェットの施術について

  • 施術する場所に感染、強い炎症、傷、ヘルペスなどがある
  • アトピー性皮膚炎などにより、肌の状態が不安定である
  • ケロイドができやすい、傷が治りにくい、茶色い跡が残りやすい
  • 近いうちに強い日焼けをする予定がある
  • 最近、同じ場所の美容治療や手術を受けた
  • 出血しやすい、または血液を固まりにくくする薬を服用している
  • 高血圧、糖尿病、リウマチなどの既往がある、または治療中である

使用する薬剤について

  • 妊娠中・授乳中、または妊娠の可能性がある
  • 使用する薬剤、麻酔薬、金属などでアレルギーを起こしたことがある

ボツラックスを使用する場合

  • 重症筋無力症など、神経や筋肉に関わる病気がある
  • 飲み込みや呼吸に関わる病気・症状がある
  • 過去にボツリヌス毒素製剤でアレルギーを起こしたことがある
  • 最近ほかのボツリヌス毒素製剤を使用した、または筋肉の働きに影響する薬を使用している

よくあるご質問

Q
痛みはどの程度ですか?

痛みの感じ方には個人差があります。同じ方でも部位によって異なり、額や目の下など皮膚のすぐ下に骨がある部位では、刺激を強く感じることがあります。必要に応じて麻酔クリームを使用し、施術中は皮膚の反応を見ながら出力を調整します。

Q
自分にはどちらの方法が合いますか?

凹みの形や深さ、皮膚の下の引きつれ、肌の状態、治療の目的などを確認します。そのうえで、適した方法をご提案し、それぞれに期待できる効果と限界、主な副作用、費用をご説明します。説明を聞いたうえで、施術を受けるか、どの選択肢にするかをご自身でお決めいただけます。

Q
何回くらい受けますか?

ジュベルックボリュームやゴウリを使用する場合の標準的な目安は、3〜5回程度、4週間前後の間隔で、治療期間は約2〜4か月です。ボツラックスは1回ずつ間隔をあけて行う治療で、続けて複数回行うものではありません。1回の施術による効果は約3〜4か月が目安で、維持をご希望の場合は3〜4か月ごと(1年に2〜4回)に繰り返します。再施術の時期は、施術後の経過を確認してご案内します。

Q
メイクはいつからできますか?

施術当日は、施術部位への洗顔料・メイク・日焼け止めの使用を控えてください。メイクは翌日から可能です。点状の出血やじゅくじゅくした液(滲出液)がなく、赤み・腫れ・ヒリつきが落ち着いていれば、低刺激の製品から再開できます。

Q
2つのモードを同じ日に受けられますか?

ジュベルックボリュームを使用する場合は、トーニングモードとコンタクトモードを同じ日に受けられる料金設定があります。2つのモードを同日に行うことが適しているかどうかは、診察で確認します。

Q
数回受けても変化を感じない場合は?

肌の状態をあらためて確認し、施術方法の見直し、別の治療への切り替え、治療の一時中止や終了などを検討します。

ほかの治療も含めて相談したい方へ

同じニキビ跡や毛穴のお悩みでも、キュアジェット以外の治療が適している場合があります。診察では、凹みの形や深さ、赤み・色素沈着の有無、現在のニキビの状態などを確認し、複数の選択肢をご説明します。説明を聞いたうえで、治療方法をお選びいただけます。
治療・施術一覧を見る / アクセス・診療時間を見る


未承認の医療機器・薬剤について

キュアジェット

キュアジェット(CUREjet)は、国内未承認の医療機器です。キュアジェットと同等の機能をもつ承認医療機器は確認できません。

韓国では医療機器(クラス2)として認証されていますが、ニキビ跡や毛穴への効果、特定の薬剤との併用が承認されているわけではありません。

当院では、医師の判断のもと、代理店を通じて韓国から個人輸入により入手しています。

ジュベルックボリューム

PDLLA(ポリ乳酸)と非架橋ヒアルロン酸を含む国内未承認の製剤です。VAIM社(韓国)が製造しています。国内にPDLLAを主成分とする承認製剤は確認できません。

韓国では医療機器(クラス4)として許可されていますが、キュアジェットで皮膚に届ける方法や、ニキビ跡・毛穴への使用は許可された用途ではありません。

当院では、医師の判断のもと、代理店を通じて韓国から個人輸入により入手しています。

ゴウリ

PCL(ポリカプロラクトン)を主成分とする国内未承認の製剤です。DEXLEVO社(韓国)が製造しています。国内にPCLを主成分とする承認製剤は確認できません。

韓国では医療機器(クラス4)として許可されていますが、肌全体の質感改善を目的とする当院の使用方法は、許可された用途ではありません。

当院では、医師の判断のもと、代理店を通じて韓国から個人輸入により入手しています。

ボツラックス

ボツラックスは、Hugel社(韓国)が製造するA型ボツリヌス毒素製剤です。国内未承認であり、キュアジェットで顔全体の皮膚に噴射する方法は、国内外で承認された投与方法ではありません。

ボツラックスは韓国で承認されています。同じ製造元の製剤は、米国・英国・ドイツ・スペインなどでも「LETYBO」の名称で承認されています。

国内には、A型ボツリヌス毒素を有効成分とする承認医薬品があります。

当院では、医師の判断のもと、代理店を通じて韓国から個人輸入により入手しています。

共通事項

  • 個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
    https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html
  • キュアジェット、ジュベルックボリューム、ゴウリは韓国で認証または許可されています。一方、米国での承認は確認できず、EUでも安全性に関する公開情報は限られています。そのため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
  • ボツラックスをキュアジェットで皮膚に噴射する使用方法は、国内外で承認されていません。この使用方法における重大なリスクは、明らかになっていない可能性があります。
  • 未承認の医療機器・薬剤による治療や、承認された目的と異なる使用による健康被害は、国の医薬品副作用被害救済制度および生物由来製品感染等被害救済制度の対象になりません。
  • 副作用については、施術後の経過と、自宅での注意に記載しています。

このページの監修:あらかわ皮膚科 院長 新川 宏樹(日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医)

Profile
院長:新川 宏樹 (Hiroki Arakawa)
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
熊本大学医学部卒業後、虎の門病院、慶應義塾大学病院皮膚科、複数の基幹病院・皮膚科・美容皮膚科クリニックを経て、あらかわ皮膚科を開院。
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